Jul 01, 2011
レンタルサーバーとの最高の選択について
レンタルサーバーを快適に扱うためには、様々な説明の部分があるのです。総合的な視点から見てみるといいですね。最高の選択ができるようにきちんと検討をしていきましょう。早合点はやはり禁物です。自分が考えていない場面でも発生します。レンタルサーバーの実態をまず知りましょう。データ復旧は、失われたデータを復活させるものであり、以前存在していたデータをコンピュータに復元することです。実際には、データ復旧の問題は、ソフトウェア側の問題もあり、ハード自体の問題もあるため、必要なデータはいつもバックアップとして他のメディアに保存することが必要になります。。コンピュータの修復もそのようなデータの復旧を扱う場合もあるようです。
■バナー広告をクリックするユーザーとは?
これまでのコラムでは、テクノロジーの進化による新しい技術やマーケティングを中心にご紹介してきましたが、今回はバナーのディスプレイ効果によるマーケティング上のインパクトについて考察していきます。
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まず始めにご紹介したいのが、以下のレポートです。これは、今年の5月に日本でも初めて開催され大盛況だった「i-media brand summit」の2008年 New York で発表されたレポートです。このレポートは、US Starcom 社、ComScore 社、Tacoda 社の共同レポートで、「Natural Born Clickers」と題し、1か月間のバナー広告に対するクリックへのアクション別に、
(1)まったくバナー広告をクリックしない“Non Clickers”
(2)1回はクリックする“Light Clickers”
(3)2回か3回クリックをする“Moderate Clicker”
(4)4回以上クリックをする“Heavy Clickers”
に分けて彼らのデモグラフィック属性を分析したというレポートです。
上記グラフで注目をしたいのが、“Non Clicker”と呼ばれる全くクリックをしないユーザーがインターネット人口の68%も存在し、6%の“Heavy Clicker”が全体クリックの50%を占めるという点です。つまりバナー広告をクリックするユーザーは全体の32%しかおらず、その他のユーザーはバナー広告をクリックしないということです。ではそのユーザー層がどのような属性かを分析したのが以下のデータになります。
“Non Clicker”と呼ばれるユーザー層の比率は、年齢が上がるにつれて高くなり、“Heavy Clicker”が25才〜44才のユーザー層に偏っている傾向が見て取れます。次のデータは、ユーザー層別での年収データです。
ここでわかるのは、年収が低くなるのにつれて“Heavy Clicks”の割合が高くなるという事実です。次はユーザー別でのよく滞在しているサイトカテゴリー別でのデータです。
“Non Clicker”が Portal サイトや検索サイト、ニュースサイト、ファイナンス系サイトによく滞在しているのに対して、“Heavy Clicker”はギャンブル系サイトや転職サイト、ゲームサイトによく滞在していることがわかります。
実際、弊社ネットワークでの広告配信事例を見ると、オンラインゲームや転職系サイトでのクリックからのコンバージョン効果が他の業種に比べて顕著に高く、国は違えどこのポイントはアドネットワーク事業者として実感があります。
■効果指標はクリックで良いのか?
この結果を踏まえ、現在の国内でのオンラインマーケティングを振り返ると、クリックからのダイレクトコンバージョンやクリック単価を重視する現状に疑問を感じます。このデータを見る限り、クリックのみに基づいた効果測定やターゲティングを行うと、特定のユーザー層に対してのみプロモーションを行うこととなり、特定の業種(“Heavy Clickers”が滞在するカテゴリー)以外は、マーケティング設計上ターゲットユーザーに対してしっかりと広告からの誘導ができない危険性があります。
これらの解決法は何かと言うと、インターネットユーザーの状況をしっかりと理解・分析をした上で、ターゲットユーザーに対して響くメッセージを伝えていくことです。具体的には、バナー広告の持つディスプレイ効果に対するオプティマイゼーションと、オーディエンスターゲティングが有効と私は考えています。
■オーディエンスターゲティングによるディスプレイの意味
これまで何度もご紹介していますが、オーディエンスターゲティングとは、あらかじめ特定したユーザーセグメントに対して広告配信を行う手法で、事前に指定した広告主の想定ターゲットユーザーに対してのみ広告をリーチすることができます。また、特定のユーザーに対して配信するクリエイティブを絞り込むことで、シナリオに基づいた広告の設計も可能になります。これにより、バナーのクリックからコンバージョンをしないユーザー層に対しても、しっかりと広告をリーチすることが可能になります。
次に、ディスプレイ効果に対するオプティマイゼーションについて説明したいと思います。クリックからコンバージョンするユーザーが特定のユーザーという分析を前提とすると、そのユーザーを対象にコンバージョンのオプティマイゼーションを行うとさらにユーザーが絞られてしまいます。
しかし、“No Clickers”がバナーを閲覧したことに起因したコンバージョン(バナーはリーチしているが、クリックではなく検索でコンバージョンしたなど)を計測してオプティマイズを行えば、より広告主のターゲットとしたいユーザーに対してのみ広告配信ができるようになります。最近の広告配信サーバは非常に高機能になってきているため、クリックからではなくビュー(閲覧)に基づくビュースルーコンバージョンによるオプティマイゼーションが可能になっているため、この手法を実現することができます。
■ディスプレイ効果でブランドワード検索数が増加
上記内容を広告主へお話すると、「ディスプレイ効果と聞くと直接サイトにトラフィックが発生しないけれども、本当に効果的なの?」という質問を頂くことがありますが、弊社の実例では現在以下のようなデータが出ています。
この事例は、ビュースルーコンバージョンによるオプティマイズを継続的に続けた場合の広告主サイドでの検索数です。継続的にディスプレイ広告を配信することで、広告内容に関する検索数が増加することが分かってきました。以下、アドネットワーク使用後の検索数の推移をまとめたグラフです。
アドネットワークを開始した月にそれまで2,000件前後しかなかったブランドワードの検索数が、一気に9,000件まで跳ね上がっています。また、アドネットワークでの配信数を増加させたタイミングで検索数が増えており、アドネットワークでディスプレイ効果があったことが分かります。
リスティング広告を行っている企業でよく耳にするのが、ブランドワードでのコンバージョンレートが最も高いということです。ディスプレイ広告を定期的にビュースルーコンバージョンでオプティマイズを行ってブランドワードの検索数が増加するということは、最もコンバージョンレートが高いワードのコンバージョン数を引き上げることを意味し、クリックだけでは獲得することのできない顧客の開拓に繋がります。
実際にこの広告主は、全体のコンバージョン数を押し上げる結果も同時に出ており、ディスプレイによる間接効果を実感していただいています。
■今後の市場の動向は?
本連載では、Google のディスプレイ広告市場への本格参入や、US の最新事情、国内の最新事例、ディスプレイ広告の持つ役割・可能性を紹介してきました。やはり高い成長が見込まれる市場だけあって、この数か月でも国内大手企業のアドエクスチェンジビジネス参入や、最新テクノロジー「RTB」への対応リリースなどが相次ぎました。
日本もいよいよ US に見られる「カオスの時代」がやってきたと実感しています。今後は、プレーヤー同士の統廃合や、プラットフォームの一極集中も起こるかもしれません。本連載の中には、そのようなカオスな状況の中でも、各プレーヤーがどのような考え方を基にアクションを起こせばいいか、アイデアを散りばめたつもりです。少しでも皆さんの参考になればと思います
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