Jan 18, 2010

従業員の教育は、企業に大切なこと

新入社員は、まだ学生気分が抜けていない場合があります。そんな新入社員は、社員研修で社会人としてのマナーを学ぶことができます。企業の社員研修は、新入社員に、その一員としての自覚を持ってもらう非常に重要なものです。もちろん、スタッフの教育から実務に必要な知識と社会人として必要な対外的なマナーなどを学ぶことはたくさんあり​​ます。
ライブハウスでのキーボード演奏と歌の仕事をしていたとき、クリアファイルには楽譜と歌詞カードをはめていました。クリアファイルは透明のものを購入して使っていたので、楽譜と歌詞カードが非常に見やすく簡単ですです。キーボードの譜面台に立てて使用することができたので、めくりやすく、とても便利でした。
 シャープのクラウドサービス「GALAPAGOS」は、電子書籍データの販売(TSUTAYA GALAPAGOS)、インフラの整備、端末の供給など電子書籍を含めた総合的なクラウドメディアサービスを提供するものだ。統一したブランド展開によりユーザーに安心感を与え、電子書籍を浸透させようとの意気込みが見て取れる。

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 しかし、裏を返せばこれは「ユーザーの囲い込み」にほかならない。電子書籍の著作権保護機構の問題もあるが、これらのサービスを前提にするリーダー端末(メディアタブレットGALAPAGOSモバイルモデル/ホームモデル)では、できることが限られている(制限されている、といってもよい)。先に、電子書籍リーダー以外の機能からみていこう。

 GALAPAGOSホームモデルが内蔵する無線LAN機能(IEEE802.11b/g)は、メディアタブレット同士のアドホック通信には非対応で、アクセスポイント(無線LANルーター)にしか接続できない。また接続後に可能なのはインターネットアクセスのみで、家庭内LANには参加できず、無線LAN経由での電子書籍ファイルの転送は不可だ。それに関係して、今のところは電子書籍の購入先もTSUTAYA GALAPAGOSに限定されている。

 そのほか、ブラウザ(Webブラウザ)、Yahoo!天気予報、Yahoo!メール、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、mixi for SH、twit SH、GamePackといったアプリケーションがプリインストールされている。いずれも同社のスマートフォン「SHシリーズ」用に作られたものを少し手直ししたもので、メディアタブレットに最適化されているとは言いがたいものだ。

 例えばWebブラウザの設定画面である。1画面からはみ出るほど詳細な設定項目があるが、上下キーなどスマートフォンに装備されたハードウェアキー操作を前提にした設計なのだろう。画面スクロールなど画面タッチだけでは少し操作しにくいように感じた。

 これはブラウザでのURL入力、mixi for SHやtwit SHでのID入力などでも同様である。もともと低解像度のスマートフォンを想定した仕様となっているためか、文字入力欄が極端に小さく、大部分を余白が占めている。文字入力システムも、予測候補表示などの文字入力支援機能は用意されているが、大画面のメディアタブレットであるにもかかわらず、携帯電話のキー配置に準拠したユーザーインタフェースが基本となっているのが残念なところだ。

 せめて一般的なAndroidアプリケーションが使えればよいのだが、GALAPAGOSモバイル/ホームモデルはAndroid OSをカスタマイズしたもの(公式にはLinuxとされている)を搭載しており、ユーザーにアプリケーションのインストールは開放していない。この辺り、「囲い込み」によるデメリットが象徴されているようにも見えるが、ともあれ、搭載アプリケーションが貧弱であることを考えれば、現時点のGALAPAGOSホームモデルに一般的なネットワーク端末としての機能は期待しない方がよいだろう。

●肝心の電子書籍リーダー機能は、どうだろうか?

 今回は、あらかじめ用意されていたデモンストレーション用のコンテンツを幾つか試してみた。書籍(本)を例に基本的な操作を見ていこう。書籍としてはやや縦長あるいは横長の画面に、文字列が表示される。ここで2本の指で画面に触れ、押し広げるように動かす(ピンチアウト)するとズームインして拡大表示、押し縮めるように動かす(ピンチイン)するとズームアウトとなって文字が縮小される。横位置・縦位置表示に調節された自動段組機能も働き、直感的な操作は気持ちのよいものだ。

 続いてページめくりの動作だ。今度は画面上の任意の場所に軽く触れ、そのままスッと横に動かす(フリックする)と、紙がめくれるような表示とともに、次テキストが表示される。GALAPAGOSホームモデルを横位置にしているときは文庫本を読んでいるように、縦位置の時は片面印刷された書類をめくる感じに見える。ちなみにこのエフェクトは設定で3種類から選択可能で、煩わしいと感じるのなら、エフェクトを消すこともできる。

 電子書籍らしいと感じたのは、レイアウト情報を持つコンテンツを読んでいるときだ。ピンチアウト/イン操作を行うと、写真や画像などはそのままに本文部分の文字だけが拡大縮小される。ページめくりのフリップ動作も同様で、複数ページに共通した「見出し」などはそのままに、本文部分だけが次ページに移り変わる。

 ただしこの動作は、シャープが開発した電子書籍フォーマット「XMDF(ever-eXtending Mobile Document Format)」の機能に依存したものだ。XMDFをうまく利用し、音声再生などが可能なコンテンツ(マルチレイアウト型コンテンツ)もあるが、現在のTSUTAYA GALAPAGOSで販売されているコンテンツの多くは、誌面を単純にXMDF変換したイメージ型コンテンツが大半を占めている(特に紙メディアで発行されている雑誌など)。

 誌面の表示比率がGALAPAGOS端末の画面比率と異なる場合もあり、その場合は縦位置で1ページ分を表示しても、横位置で見開きイメージを表示しても余白が生じてしまう。ピンチアウト操作での拡大は可能だが、単純に表示イメージが拡大されるだけなので、上下左右にドラッグしながら読み進めることになる。その代わりといってはなんだが、ページをイメージとして持っているため文字だけの目次表示ではなく、ページイメージをサムネイル化しての一覧表示も行える。

 なお、メディアタブレット(モバイル/ホームモデル)が読み込める文書ファイルの形式は前述のXMDFのほか、PDF、TXT(テキストファイル)となっている。GALAPAGOSに取り込む方法は後述するとして、これらのファイルを表示した場合も見てみよう。

 最初はWindowsパソコン上で動作する仮想プリンタドライバ「GALAPAGOS XMDF Clipper」を用いて、XMDF化したものだ。出力時にメディアタブレットの画面サイズに固定されるため、拡大縮小は行えない。また、ページめくりもスライド表示となる

 次にPDFだが、こちらは拡大縮小は可能なものの拡大率は固定されており、画面をダブルタップしての動作になる。

 テキストファイルでは、レイアウト情報を持たないため段組表示などは行えないが、ピンチイン/アウトでのズームアウト/ズームインが可能だ。

 ピンチやフリップ、タップなど、マルチタップ対応の全面タッチパネルを活用した操作体系は確かに電子書籍ならではのものだろう。ページめくり時の紙に見立てたエフェクトも本当に必要かどうかは別にして分かりやすい。背景を黒、文字を白で表示するパターンを持っているのも、ミドル世代にとってはありがたいものである。

●コラム:ミドル世代にはありがたい反転パターン

壮年以降に遠視傾向(いわゆる老眼)が出てくると、文字を大きくすると視認性が向上するとされるが、印刷技術が向上したことで発行できるようになった「反転本(背景を黒、文字を白)」もまた、読みやすい本として注目されている。GALAPAGOSホームモデルでは表示色が指定されていないXMDFコンテンツと、テキストファイルを表示するときに、反転パターン(パターン8)が使える

●専用連携ソフト「GALAPAGOS Station」を使う

 12月20日からシャープのGALAPAGOSサイトで配布開始となった「GALAPAGOS Station」は、Windows XP以降のOSで動作するGALAPAGOSメディアタブレット用の連携アプリケーションだ。これを使ってメディアタブレットとGALAPAGOS Stationを同期させると、TSUTAYA GALAPAGOSで購入した電子書籍コンテンツのバックアップなどが可能になる。ただし、購入したコンテンツをGALAPAGOS Stationで閲覧することはできない。

 GALAPAGOS Stationの画面構成は、メディアタブレットと等しく、上部のタブでデスク/ブックシェルフ/ストア/デバイスを切り替えて使う。デスクは端末側のホームと同等で本棚に購入した本が並んでいるというもので、「未読」および「最近読んだ本」が並んでいる。端末側でも表紙サムネイルを長押しすると下部にメニューが表示され、「未読にする」「書籍情報」「お気に入りに登録」などを選べるが、GALAPAGOS Stationのデスク画面でも表紙サムネイルをドラッグすることで「未読」←→「最近読んだ本」の相互移動が可能となっている。

 ブックシェルフは、取り込んだコンテンツにさまざまなタグを付けて整理できるようにする場所だ。ここで「同期対象外」のタグをつけておけば、端末側でコンテンツを削除してもGALAPAGOS Station側にバックアップが残ることになる。

 PC上のPDFやTXTファイルを端末に取り込ませるのも、このブックシェルフを使う。ライブラリのマイクリップに対象ファイルをドラッグ&ドロップし、その後に同期を実行すればUSB接続によって端末側にもファイルがコピーされるのだ。

 ストアでは、TSUTAYA GALAPAGOSへのアクセスを行う。TSUTAYA GALAPAGOSのURLは非公開で通常のWebブラウザからではアクセスできないため、GALAPAGOS端末以外でコンテンツを確認できるのはここしかない。GALAPAGOS Stationのストア画面では、コンテンツのダウンロード購入のほか試し読みなども可能である。なお、ここでダウンロードしたコンテンツは、その後の同期によって端末側にコピーされる。

 気をつけたいのは、ストアへのログインに必要なストアアカウントには、メディアタブレット端末固有のユーザーIDとパスワードをそのまま使うという点だ。さらに、ストアアカウント作成時にWindowsのユーザーアカウントもひも付けされる。そのため、1台のパソコンでユーザーIDの異なる複数のメディアタブレットを使う際には、複数のWindowsユーザーアカウントを用意し、それらにGALAPAGOS Stationを個別インストールしなければならない。

●コラム:機器認証に関する疑問

 ここで疑問に思ったのがGALAPAGOS Station側にバックアップしたコンテンツは、ダウンロード時とは別のユーザーIDを持つ他の端末と同期(コピー)できるのか? という点だ。おそらくDRMの関係上、許されていないだろう。ユーザーIDを用いた暗号化によって、同型・他IDの端末では閲覧できないはずだ。

 このとき、もしGALAPAGOS端末が故障しても修理によってユーザーIDが引き継がれるなら問題はなく、microSDカードに不具合が発生しても端末側のIDさえ無事なら復元できる。では、改良型の新機種などが発売されたときはどうすればよいのか? 出先でGALAPAGOSの名を冠する携帯電話やスマートフォンを使い、家庭内ではホームモデルを使いたいときなども、端末ごとにコンテンツを買うことになってしまうのだろうか?

 最後のデバイス画面は、同期を実行することでメディアタブレット(microSD)の情報を表示する。読書経過グラフが表示されるのは面白い試みといえよう。「詳細設定」はストアのおすすめ情報の取得や同期タイミングの設定を行うもので、「データ移行」タブ画面の「エクスポート」「インポート」によって、GALAPAGOS Stationに保存されたコンテンツやタグなどの一括書き出し、読み込みが可能である。取得したコンテンツを光メディアなどに記録しておきたいときに使えばよい。

 さて、裏技ということでもないが、ここでひとつ。Windowsからメディアタブレットはどのように見えているか? である。端末とPCをUSBケーブルで接続すると、PC側からはUSBデバイス(ドライブ)として見える。しかし、GALAPAGOS Station(のドライバ)が組み込まれていない状態では、容量ゼロのリムーバブルドライブとして認識しているだけで何もできない。しかし、GALAPAGOS Station導入後はストレージとして開放され、エクスプローラーから内部フォルダにアクセスできるようになる。マイクリップフォルダーも見えているので、GALAPAGOS Stationに取り込ませて「同期」を実行しなくても、メディアタブレットへの直接転送が可能だ。

 もっともそこまでしなくても、端末からmicroSDカードを取り出し、カードリーダー/ライターを使ってPCで普通にアクセスすれば、GALAPAGOS電子書籍コンテンツがどのように格納されているかが分かる。

 GALAPAGOSホームモデルの本棚画面では、コンテンツの表紙サムネイルしか表示されない。いわゆる自炊したデータなど、PCから導入したPDFやTXTファイルが並ぶと何が何だか分からない状態になってしまう。contentsフォルダにデータ本体とイメージ(JPEG)ファイルを同じファイル名にして格納すれば、端末側で表紙サムネイルが表示できるようにも思えるが、実際にそうしても表紙サムネイルは表示されなかった。この辺り、books.dbファイルをいじれば、表紙サムネイルが表示できるように思う。

 クラウドサービスとしてのGALAPAGOS、その端末がメディアタブレットGALAPAGOSホームモデル(EB-WX1GJ)である。コンテンツフォーマットの規定からコンテンツ販売、ハードウェアのメンテナンスまで、すべてを抱えることできめ細やかなサポートが期待できるのはよいのだが、独占化によって競争原理が働かないのが気になるところだ。

 GALAPAGOSのキーワードは“進化する”だという。しかし、実際の自然界はシビアなものである。生物学で言うところの「進化」には、突然変異と自然淘汰(とうた)という2つの側面が欠かせないからだ。変異(変化)によって多様性を生み出しても、淘汰(とうた)圧に耐えたものしか生き残れない。ガラパゴス諸島の生物群が独特なのは、「進化したから生き残った」のではなく、隔離された環境のために淘汰(とうた)圧が低かっただけなのだ。これからのGALAPAGOSが、どのように変化してこの圧力に耐えていくのか? しばらくは注目し続けたい。

(eBook USER)
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